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小規模工事でのICT 施工~現場見学会に参加

こんにちは。中里組の広報担当です。

先週の金曜日に、国土交通省 関東地方整備局主催の「小規模工事におけるICT施工技術 現場見学会」に参加してきました!

空はどんより、雪が降りそうなと~っても寒い中での見学でしたが・・・勉強になりました(*^^*)

今回は同業他社様の春日部エリアでの現場にて、排水構造物工における床堀作業と、プレキャストU型側溝設置においてICT技術を活用した施工が実施されました。

・小型ICT建機(後付MG(マシンガイダンス)システム)による床堀作業

小型のバックホーで土砂などを掘る作業ですが、”マシンガイダンス”と聞いて、ICT施工に詳しくない人からすると、何か掘る部分のデータを事前設定することでショベルカーが『無人』で動いてくれるのかな、とも想像しちゃいますが・・・実際、こちらは人が乗って操縦するのです。

バックホーなど重機の操縦には熟練の技術が必要で、ベテランのオペさん(操縦する方)でないと掘りすぎたり、逆にもっと掘らないといけなかったりと微調整が大変で、時間もかかってしまいます。

ですが、こちらのMGシステムを使うと、取り付けたモニターと実際に掘る場所を見ながらどれくらい掘ればよいかなどが見てわかるようになり、経験の浅いオペさんでも一定の完成度で仕上げられるメリットがあります◎

更にICT専用としてわざわざ新しい重機を購入しなくても、こちらのMGシステムは既存の重機に後から取り付けて利用できるようです!

・データコレクタを活用したU字側溝の誘導作業

U字側溝を設置するにあたって、今回見学させてもらったのは、

3次元測量(1人で比較的簡単に距離と角度が測れます)→3次元データの活用で丁張設置の時間が短縮→データコレクタ(スマホほどの大きさの端末)を用いてU字側溝を設置する位置だし誘導ができる ということでした。

だんだんと土木の世界でも大規模工事~小規模工事にまで、ICT技術の活用が広がっていますね~(‘_’)

ICT施工の内製化を進めている当社でも、今回見学させてもらったような小規模工事=地域に即した工事においてICT施工実績を自社のペースで増やしていきたいと思います。